【読書】「学び続ける力」から学んだ読書を無駄にしない方法

読書

最近はKindleアプリでジョジョの第七部を読んでいる@yasumohaです。
面白いし買いやすいので止まりません。

今回は池上彰さんの著書「学び続ける力」を読んで読書を無駄に終わらせてしまう原因とその対策について書いてみました。
読書をしても内容がなかなか身につかない自分に対して書いた内容となっております。
もしも、同様の悩みをお持ちの方がいらしたら是非どうぞ。

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読書をしただけでは賢くならない

読書をすれば賢くなる。
そう思って、これまでせっせと読書をしてきました。
しかし、こちらの本を読んだところ、それは間違っていることに気がついたのです。

TVでもお馴染の池上彰さん著書です。
どうやら、読書をしただけでは賢くならないそうです。
なぜ、賢くならないのか。
そして、どうしたら賢くなるのか。
原因と対策が分からないと貴重な時間を費やした読書が無駄になってしまいます。

原因は自分の頭で考えていないから

池上さんはショーペンハウエルの「読書について」という作品を読んで、頭を殴られたほどの衝撃を受けたそうです。
そこには以下のようなことが書かれていました。

読書にいそしむかぎり、実は我々の頭は他人の思想の運動場にすぎない。

第3章

池上さんはこの本を読むまでは、読書が勉強になると思っていたそうです。
これは、冒頭で述べたように僕と同じ考え。
しかし、このショーペンハウエルにとっては違うようです。
彼にとって、読書とは他人が考えたことをトレースする作業にすぎないそうです。
トレースしているだけのことを皮肉って運動場で走り回っていると表現したのかもしれませんね。

たしかに、彼のいうような読書。
つまり、トレース作業をした直後は「なるほど」と感心して賢くなった気がします。
しかし、トレースしただけで自分の頭で考えていないことは、すぐに忘れてしまいます。
右の耳から聞いて左の耳から抜けていく的な。
これでは賢くなりません。
つまり、読書をしても賢くならない原因は、読書の内容を自分の頭で考えていないからということです。

読書のあとはアウトプット

読書の内容を自分の頭で考えるとはどういうことか。
池上さん曰く、

深く感動した本や、自分にとって意味があると思った本については、次の本にすぐに行かないで、 しばらく余韻に浸るということが大事なのです。その後で、著者は、何を言いたいのか、そこから 自分は何を得ることがあるのかと考える時間を持たなければいけないのです。

第3章

とのこと。
本を読んだら、読んだだけで終わらせない。
読んだ後には、気になった個所を反芻してみることが大事です。

当たり前のことと言えば当たり前なのですが、僕はそれをやってきていませんでした。
読んだら読みっぱなしで、振り返ることもなく次の本を読み始めていました。
これでは賢くなりませんね。

では、考えたことはどうするのか。
読書というインプットに対してはアウトプットが必要ですよね。
考えただけで終わらせずに何らかの形でアウトプットして、より記憶に定着させようというわけです。

アウトプットするならブログが最適

Small 1440845765 photo credit: visualpanic via photopin cc

そうなると、ブログの出番です。
読書の後で気になった個所やメモしたことを振り返って自分なりに消化したものをアウトプットする場として、ブログは最適です。
ブログとして残しておけば、自分で振り返ることもできます。
また、他人の目に触れて反応をもらうことで、新たな気づきを得たり、より理解度が深まるかもしれません。
やはり、ブログはアウトプットの場として最適です。

まとめ

いつかは書評なりレビューを書いてみたいと漠然と考えていました。
しかし、どうにも書くきっかけが見つからなくて、ここまで来てしまいました。
今回、たまたま読んだ池上さんの著書で読書について考える機会を得ることができました。
そこで得たのは、読書とはただ読書しただけでは賢くならないということ。
読書をいかすには、その後で内容を反芻してアウトプットまで持っていく必要があることを認識しました。
今後は少しずつでも読書で得たことをこのブログでアウトプットしていくつもりです。

この本には読書以外にも学ぶことについて様々なことが記されています。
学ぶことについて考えてみたい方にはおススメですよ。
それでは。


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