映画「舟を編む」で垣間見た辞書作りの現場と宮崎あおいの化け物っぷり(褒めてます)

雑記

@yasumohaです。
映画「舟を編む」を観てきました。
原作を読まずに観たのですが、問題なく楽しめましたよ。
せっかく観てきたので、ちょっと感想を記しておきたいと思います。
なお、たいしたネタバレはありませんが、まだ観ていない、ちょっとでも気になるという方は観てからご覧下さい。

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「舟を編む」とは

まずは作品の紹介。

映画『舟を編む』公式サイト

原作は三浦しおんさんの同名小説です。
2012年の本屋大賞も受賞しています。

辞書作りに関わる人々の人間模様を描いた素晴らしい作品です。
出演者も主役から脇役に至るまで素晴らしい方々でした。

辞書作りの現場を垣間見ることができる

劇中では、辞書作りについて知ることができます。

例えば、用例採集カード。
これは、気になった言葉や知らない言葉を記録したカードのことです。
言葉は時代と共に日々変化し続けるものなので、辞書編集者の方は常にこのカードを持ち歩いて記録しているようです。
オンもオフも関係ないですね。
むしろ、オフの方が得ることが多いのかもしれません。
実際、合コンやマックに女子高生の会話を聞きに行って用例採集してきましたなんてシーンもあります。

また、完成には10年単位の年月が必要であることも驚きました。
その長さにも驚いたのですが、その間情熱を失わずに作業に取り組めることに感銘を受けました。
そんなに長いと、飽きたり投げ出したくなったりしそうです。
終わりが見えない作業は辛いものです…
僕のいるIT業界は反対に変化の速い世界なので別次元のお話ですが、情熱を絶やさないという点は見習わなければと思いました。

宮崎あおいは化け物か(褒めてます)

劇中、時間軸が一気に12年経過するところがあります。
松田龍平やオダギリジョーといった俳優陣は白髪を増やすなどして、それなりに年月の経過を表現します。
しかし、宮崎あおい



この人だけは時間を超越したところにいるようです。
髪が短くなっただけで、全然変化なし。
何か12年という年月を感じさせるメイクをしたのでしょうか?
何もしていないということはないと思うので、しても変化しなかったということでしょうか。
いつまであんなにカワイイままでいるんだろう。
いや、いつまでもカワイイことは良いことなんですけどね。
ただ、周りとのバランスが…
恐るべし、宮崎あおい。

まとめ

一つの職業にフィーチャーした作品というのは、良いですね。
その職業に従事していなければ知りえなかったことを、間接的にでも知れるというのは素晴らしいことです。
「プロフェッショナルの流儀」とか大好物なんです。
職業は違えど、仕事に取り組む姿勢や手法に新しい発見や学びがありそうなので。

辞書がどうやって作られているか興味がある、宮崎あおいの化け物っぷりを確認したいという方は、是非ご覧下さい。

映画が面白かったので、原作も読んでみようかな。
それでは。

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