WWDC2013で華々しいデビューを果たしたiOS7。
この記事でも触れましたが、魅力的な機能がたくさんあってリリースが待ち遠しいです。
しかし、iOSの標準キーボードに関しては何の発表もありませんでした。
実は以前から標準のキーボードに欲しいと思っている機能があるのです。
欲しかったのは快適なカーソル移動
文字を入力しているとき、カーソル位置を動かすには目的の位置をタップしなければなりません。
iPhone4Sのころは何も不満はありませんでした。
しかし、5になってディスプレイが大型化したとき、僕の手の大きさでは片方の手では届かない位置が出来てしまったのです。
片手でカーソル移動がやりづらい…
僕はXperia Zを持っていますが、iPhoneに先駆けて大型化したAndroidでも同じ事態になります。
しかし、Androidのキーボードでは、このような事態を想定した以下の対策が施されています。
- 左右カーソルキー
- レイアウト変更が可能
- キーボードが入れ替え可能
左右カーソルキー
Androidのキーボードには大型化するずっと前から左右カーソルキーがあります。
将来、デバイスが大型化することを見込んで。
なんてことはなかった思いますよ(笑)
1タップにつき1文字ずつしか移動できませんが、あると便利なものです。
だって、片手でカーソル移動出来ますからね。
レイアウトが変更可能
最近のAndroid端末ではキーボードのレイアウトが変更できるのです。
レイアウトとは、キーボードのサイズと位置です。
自分に合った好きなサイズ、表示位置にキーボードを設置できるという訳です。
上の画像で言うと、水色の枠で囲まれた部分を拡大/縮小、移動ができるのです。
iOS使いとしては、かなりの衝撃でしたね。
デバイスの大型化に合わせてキーボードも大型化していったら、キーボードすら片手で操作できなくなってしまいます。
5インチ級のデバイスが増えた昨今、非常にありがたい機能です。
Xperia Zで初めて体感しましたが、キーボードは使いやすくなるし、キーボード以外の表示エリアも広くなるので、とても感動したことを良く覚えています。
キーボードが入れ替え可能
Androidでは標準のキーボードをサードパーティ製のキーボードアプリと入れ替えることが可能です。
自由度の高いAndroidならではですね。
Google Playストアからダウンロードしてインストール後、常時使用するキーボードに指定すればOKです。
カーソル移動どころか、もっと便利なアプリが現れる可能性もありますから。
iOSの大型化への対策
iOSでは何も対策はなかったのか。
もちろん、対策はされましたよ。
ただし、それはAppleによるものではありません。
キーボードを必要とするアプリの開発者さんたちによってです。
代表的なものとしては左右フリックで一文字分、カーソルが動くものです。
MyEditorなどがこの方式です。
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カテゴリ: ビジネス, 仕事効率化
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全てのバージョンの評価: (6件の評価)
iPhone/iPadの両方に対応
僕がこれまでに体感した最高のものは、DraftPadにあるDarkroomというアシスト。
これはフリックの移動量に応じてカーソルの移動量が変わる素晴らしいものです。
詳しくは作者様のサイトをご覧下さい。
DraftPadではカーソル移動ができないというけれど – W&R : Jazzと読書の日々
以前、記事にしていますので、どうぞ。
[モブログ]Rowlineを下書きのメインに。DraftPadは保存の窓口に。 | Rondo
一度、この動きを知ってしまうと虜になること間違いなしです。
DraftPad 1.6.2(無料)
カテゴリ: 仕事効率化, ユーティリティ
販売元: Manabu Ueno – Manabu Ueno(サイズ: 0.6 MB)
全てのバージョンの評価:(523件の評価)
iPhone/iPadの両方に対応
まとめ
そろそろ、Appleは標準キーボードに本腰を入れて対策しても良い頃ではないでしょうか。
iOS7で絶対何かしらの対策を入れてくると思っていたのですが、見事に外れました。
コントロールセンターのようにAndroidとは別の方式が、Appleならではの素晴らしいものがあると思うのですよ。
サードパーティ製のアプリと入れ替え可能とまでは言いません。
せめて、カーソル移動が片手でできる何かがほしいのです。
秋の正式リリースまではまだ時間があるので、何とかなりませんかねぇ。
Appleさん、宜しくお願いしますm(_ _)m
それでは。
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