GWて地域別とかで分散しませんかね。
@yasumohaです。
狭い日本なのに、みんな一斉に休んだら混雑しますよ。
さて、GWといえば外出ですが、室内にこもって日々溜め込んだルーチンもまとめて消化したいところです。
僕の場合、Evernoteがその対象です。
さりとて、外出や家族サービスでまとまった時間を確保するのは難しい。
そこで、今回はAutoEverというアプリの力を借りて乱れたEvernoteを簡単に自動で整理してみます。
像の墓場となった現状を把握
AutoEverの紹介の前に、僕のEvernoteの現状を紹介します。
どこかの偉い人が「inboxは常に0にしておきなさい」。
そう言っていたので僕も最初は以下のルールを守ってinboxを0にするよう心掛けていました。
- ノートにはタグ付けする
- そのノートはジャンル別に作成したノートブックへ移動する
しかし、手動の限界はすぐに訪れて今ではかろうじてタグ付けをするだけ。
その結果、デフォルトのノートブックであるinboxはパンパンに溢れかえってしまいました。
こんな具合に…
798て…
まさに象の墓場状態。
理想はタグ付けしたノートを特定のノートブックに移動させて分類し、inboxは常に0にすること。
そんな理想とはかけ離れた現状…
これはマズイ!ということで導入したのがAutoEverというアプリ。
こいつを使って自動で簡単にinboxを整理してみたいと思います。
AutoEverとは
今回お世話になるアプリはこちら。
AutoEver – Evernoteでのルーチンワークがシンプルに 1.2.2(¥250)
カテゴリ: 仕事効率化, ユーティリティ
販売元: Shamrock Records, Inc. – Shamrock Records, Inc.(サイズ: 2.7 MB)
全てのバージョンの評価: (13件の評価)
iPhone/iPadの両方に対応
AutoEverはあるノートブックに含まれるノートを、設定した条件に従い、別のノートブックに『自動』で移動させることができます。
設定可能な条件はこちら。
- 検索ワード
- タグ
- 種別
種別には以下の条件がさらに設定可能です。
- ウェブクリップ
- メールから作成
工夫次第で強力なアプリとなりそうですね。
AutoEverの使い方
先ほど紹介したように、AutoEverに設定するルールには数パターンあります。
今回はその中から「タグ」を使ったルールを作成して進める作業を紹介します。
ルールの作り方
ルールの作り方は簡単です。
今回はタグを条件に作るので以下の設定をします。
- 移動させたいノートのタグの指定
- 移動元となるノートブックの指定
- 移動先となるノートブックの指定
この3項目を含んだルールを作るだけです。
それには、起動して表示される左上のプラスボタンから行います。
(Evernoteへのログインは終了しているものとします)
プラスボタンをタップすると以下の画面が表示されます。
ここで先ほどのルールが設定できます。
この画面ではノートブックやタグは既存のものが選択可能です。
もしも、目的のノートブックなどが表示されない場合は、一つ前の起動画面に戻って、その左下にある更新ボタンをタップしてみて下さい。
そうすれば、AutoEverは最新の状態でEvernoteを認識してくれます。
ルールを作成して実行
では、試してみましょう。
これがテスト用に作成した条件です。
先ほどのルールにあわせると
- 移動元ノートブックが『000nb1』
- 指定したタグが『タグググ』
- 移動先ノートブックが『000nb2』
となります。
ルールの編集が終わると起動画面に作成したルールが表示されます。
そしてEvernoteにはこのルールにあわせてノートブックやタグ付けしたノートを用意しました。
こちらがノートブックの状態。
「000nb1」のノート数は1つです。
そのノートは「タグググ」というタグがついたものです。
この状態でAutoeverを実行すると、先ほどのルールに従うならば、「000nb1」にある「タグググ」というタグがついたノートが「000nb2」に自動で移動するというわけです。
それでは実行してみます。
実行は作成したルール名をタップするだけです。
タップすると、以下の確認ダイアログが表示されるので「はい」をタップします。
ダイアログ内のメッセージで、ちゃんと条件にマッチしたノートがあることも確認できます。
これでルールが実行されました。
実行結果
それではEvernote側で実行結果を確認してみましょう。
お、ノート数が0だった「000nb2」が1になって、「000nb1」が0になってます。
「000nb2」を開いてみます。
こちらも「000nb1」にあったノートが移動してます!
ノートの詳細にも「タグググ」というタグがありますね。
これで成功。
ルールを作ってしまえばタップするだけなので簡単です。
象の墓場を片づける!
それでは、実際に僕の象の墓場となっているinboxを片づけてみましょう。
まずはいくつかタグベースのルールを作成します。
ルールの詳細は明かせなくて申し訳ありません。
なかなか片付かないので、画面に収まらないくらい作ってしまいました。
ルールを作ったら、後は実行するだけです。
うん、あっという間にノートが移動されていきます。
なんだか気持ち良いぞw
なお、僕は経過を見たいのでルールを一つずつ実行しましたが、画面下部中央にある矢印をタップすると設定したルールを全て実行できます。
一つずつ実行するのが面倒な人はこちらで。
その後、作成したルールを全て実行したEvernoteの状態がこちら。
798もあったinboxが420まで減りました!
手動で同じことをしたら膨大な時間がかかりそうですが、AutoEverを使えば自動であっと言う間でした。
ルールを考えたり設定する時間を入れても30分弱しかかかっていません。
まとめ
400弱のノートを一つずつ内容を確認してノートブックへ分類するとなると、それだけで
一日が潰れてしまいそうです。
それを30分足らずで、しかも自動で実行できるのですから。
一度作ったルールは削除しなければ何度も使えるので、今後はルールを意識したタグ付けをすれば、この作業は更に捗るようになるはずです。
素晴らしいアプリです。AutoEver。
やはり、「自動は正義」。
一応、満足はしましたが、420も「まだ」残っているということも事実。
この連休中に0を目指したいですね。
さて、次は何を試してみようか。
今回試したルールはタグベースのもの。
AutoEverには他にもルール設定ができるので、いろいろと試してみたいところです。
象の墓場となってしまったEvernoteの整理にはAutoEverがおススメです。
それでは。
カテゴリ: 仕事効率化, ユーティリティ
販売元: Shamrock Records, Inc. – Shamrock Records, Inc.(サイズ: 2.7 MB)
全てのバージョンの評価: (13件の評価)
iPhone/iPadの両方に対応
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