iPhone5で使うBluetoothイヤホンを買う時にチェックする項目

投稿日:2013年7月30日

iPhone5で使うBluetoothイヤホンを買う時にチェックする項目を調べてみました。
必須の項目は、A2DPというプロファイルに対応していること。
高音質を求めるならば、AACコーデックに対応していること。
Bluetoothのバージョンが3.0以上ならば、尚良い。
このような結果となりました。
iPhoneで使うBluetoothイヤホンを探すときの前提知識として押さえておくと良い情報です。

イヤホンをワイヤレスにしたくなった理由

多くの人がそうであるように、ケーブルが有るために生じるストレスに嫌気が差したからです。

例えば、しゃがんで立ち上がる時。
ケーブルが鞄に引っかかってイヤホンが外れる。

例えば、ランニング中。
体にまとわりつくイヤホン。

一つ一つは些細なこと。
でも、塵も積もれば山となる。
不意にイヤホンが抜かれた時の不快感といったら筆舌に尽くしがたい!
そんな思いはもうしたくないので、Let’s ワイヤレス化。

Bluetoothとは

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photo credit: Jiuck via photopin cc

Wikipediaには以下のように書いてあります。

2.4GHz帯を使用してPC(主にノートパソコン)等のマウス、キーボードをはじめ、携帯電話、PHS、スマートフォン、PDAでの文字情報や音声情報といった比較的低速度のデジタル情報の無線通信を行う用途に採用されている。

引用元:Bluetooth – Wikipedia

あるデバイスとデバイスの間をケーブルなしで通信する規格。
ケーブルいらずといえば、WiFiも同じ。
今となっては充電もワイヤレスでできる時代。
現代においてワイヤレス技術はなくてはならないもの。
ワイヤレスでなかったらみんな絡まっちゃって大変です。

プロファイルって?

Bluetoothと一口に言っても、通信するデバイスごとにその方式は異なります。
その方式をプロファイルといいます。
通信しようとしてるデバイスがお互い同じプロファイルに対応して初めて通信できるというわけです。
プロファイル、大事。

iPhone5で対応しているオーディオプロファイルはA2DP

今回はイヤホンをBluetoothでワイヤレス化することが目的。
イヤホンといえば、音声。オーディオ。
よって、まずはiPhone5が対応しているオーディオのプロファイルを確認します。

AppleのサポートページによるとiPhone4以降で対応しているオーディオのプロファイルは

A2DP(Advanced Audio Distribution Profile)

以下、説明。

Advanced Audio Distribution Profile (A2DP)
Advanced Audio Distribution Profile は、高品質なオーディオ (ステレオまたはモノラル) を 1 台のデバイスからもう 1 台のデバイスに Bluetooth 経由でストリーミングすることを可能にします。このプロファイルは、iOS から、音楽をワイヤレスでワイヤレスヘッドセットや互換性のあるカーオーディオシステムに再生させる場合に使うのが一般的です。

via: iOS:対応している Bluetooth プロファイル

iPhone5がA2DPをサポートしているということは、イヤホン側もA2DPに対応している必要があります。
このプロファイルに対応しているイヤホンであれば、iPhone5とオーディオストリーミングが実現可能になるのです。

高音質を求めるならばAACコーデック

iPhoneとイヤホンがA2DPをサポートしていればオーディオストリーミングは可能です。
でも、高音質を求めるのであれば両者のプロファイルを合わせるだけでは不十分。
プロファイルでデータを圧縮する際に使われるコーデックもチェックする必要があります。

コーデックとは

A2DPで送信されるオーディオデータは、送信前に圧縮されることになっています。
圧縮せずに送信すると、様々な不都合が発生して快適なストリーミングが実現できなくなってしまうからです。
このデータを圧縮する方式のことをコーデックといいます。
コーデックについてはこちらをご覧下さい。

iOSはAAC

photo credit: Marcelo Alves via photopin cc

iPhone、iOSではAACというコーデックを使っています。
これはA2DPで標準で使われるSBCというコーデックより高品質とされています。
したがって、イヤホン側もAACに対応していれば高音質が実現できることになります。
どちらか一方でも欠けたら意味がありません。
必ず両者がAACに対応している必要があります。
どちらかが対応していないとSBCが使われるそうです。

しかも、デバイスが単にAACに対応しているだけではいけません。
BluetoothのA2DPで送信する前の圧縮で使われるコーデックがAACでなければならないのです。
デバイスでAACに対応していても、A2DPの圧縮でAACに対応していないものがあるようです。
ここは気をつけてチェックしなければなりません。

バージョン

Bluetoothはバージョンによっても機能が違ってきます。
最新でver.4.0。
現在出回っている製品はver.2.1以上のものが主流のようです。
では、バージョンが上がると何が良くなるのか。
ざっくりいうと、以下の項目が向上しているようです。

  • データ転送量
  • 省電力化
  • 通信距離
通信距離はそれほど気にしません。
省電力はイヤホンの使用時間を左右するので大事。
深くは突っ込みませんが、バージョンは高い方が良いようです。
できれば、ver.3.0以上にしたいところです。

探すべきイヤホンはA2DP+AAC。バージョンが3.0以上なら文句なし。

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photo credit: DebRuCOol via photopin cc

まとめると、iPhoneとイヤホンをBluetoothでワイヤレス接続するためには
A2DPプロファイルに対応しているものを選ぶこと。
高音質なオーディオストリーミングを求めるならば、A2DPで使われるコーデックがAACであることをチェックする。
バージョンは高め、3.0以上が良い。
製品のBluetoothの項目にこれらのキーワードがあるか確認しましょう。

あとがき

これまでBluetoothのイヤホンを何度か買おうとしたことはありました。
でも、音質が悪いとか接続が安定しないという話を聞いて毎回断念していました。
しかし、最近はそうした問題も解消されていると聞いたので、今回は購入する気です。
そこで毎回調べては忘れてしまうBluetoothのことをまとめてみました。
改めて書き出してみると、いろいろと気にすることがありますね。
こんなにチェックすることがあると、気軽に買えないです。
むしろ、気にし過ぎでしょうか。
こんなに細かく考えないで買った方が、案外、快適さをあっさりと手に入れることができるんでしょうね。
それでは。

参考サイト

この記事を書くにあたって参考にさせて頂いたサイトです。

Bluetoothのオーディオ機器を高音質で楽しむための「AAC」と「apt-X」 : Web Memo.SE

ありがとうございました。


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