GoogleがChromecastという魅力的な製品を発表しました。
TVでYouTubeをみるならAppleTVかAndroid PCと思っていたところに強力なライバルの登場です。
Chromecastとは
Googleが7月24日(日本時間だと7月25日)に行ったイベントで発表した新しいハードウェアです。
テレビのHDMI端子に挿してクラウド上の動画や音楽、写真やウェブページまで表示できてしまうドングル型のデバイス。
Google、テレビのHDMI端子に挿すChromecast を発表。価格は35ドル – Engadget Japanese
同類の製品としてはAppleTVがありますね。
注目ポイントは2点
YouTubeやクラウド上の動画、音楽、写真を再生できるだけならAppleTVと同じです。
2点ほど違いがあります。
35ドルという驚きの安さ
まず1つ目の違いは価格。
AppleTVが10400円。
これに対してChromecastは35ドル。1ドル100円としても3500円という驚きの安さ!
AppleTVの3分の1です。
すごいな、Google。
気軽に買える値段ですね。
以前紹介したAndroid PCが僕の中で遠い存在となってしまいました。
買わずにいて良かったです。
スマートフォンではテレビと別のことができる
2点目はテレビに映している内容と手元のスマートフォンで別のことができる点です。
AppleTVではAirPlayやミラーリングといって、テレビとスマートフォンが完全に一致した内容になります。
これはこれで便利ですが、一つのことしかできません。
Chromecastは違います。
スマートフォンでコンテンツの再生を指示した後、テレビでコンテンツが再生されるところまでは同じです。
しかし、スマートフォンでは別のことができるのです。
例えば、コンテンツを見ながら、手元ではTwitterやFacebookに投稿することが可能です。
これは、スマートフォンではコンテンツ再生の指示をChromecastにしているだけで、コンテンツの受信はChromecast自身が行っているから実現できているとのこと。
いいですねぇ。
不安は対応サービス
褒めてばかりもいられません。
気になることがあります。
それは、対応サービス。
YouTubeやGoogle+、Google Playのコンテンツは再生可能らしいです。
アメリカのサービスではNetflix(ネットフリックス)などが対応しているとのこと。
日本ではどのサービスに対応してくれるのでしょうか。
また、DropBoxやCopyといったクラウドストレージにおいたプライベートコンテンツは再生できるのでしょうか。
ここは気になります。
まとめ
ちょっと気になるところはあります。
しかし、35ドルという価格とスマートフォンでテレビと別のことができる点を考えれば、迷わず買っても良いのではないでしょうか。
家のテレビをスマートテレビにしたいと考えている方は、突撃あるのみですね。
Google様、日本での発売を早くお願いします!
それでは。
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